「美容と栄養」
ムコ多糖類
ムコ多糖類とは、糖を構成する炭素、水素、酸素のうち、酸素の一部が窒素に置き換えられたアミノ糖のことで、アミノ糖を主成分とする多糖のことです。
ムコ多糖類はゲル状の物質で、関節や皮膚、内臓、角膜など身体のいたるところに存在し細胞と細胞をつなぐ役割をしています。
保水性にすぐれ水分を保つ働きがあります。
水との親和性が高く、水を吸引する構造を持っています。
ねばねばしていて、体内の細胞と細胞をつなげて円滑にする円滑油のような働きをします。
皮膚では真皮に多く存在し、水分量の調節や肌のハリ、弾力を保ちます。
関節ではクッションの役割をし、滑らかな動きができるようにサポートしています。
その他、血中ではコレステロール値を下げドロドロの血になるのを防ぐ働きをします。
ムコ多糖類にはコンドロイチン硫酸、ヒアルロン酸、デルマタン硫酸などがあります。
PR