【生活ダイエットの種類】
日記ダイエット
「日記ダイエット」とは、毎日の食事や行動を記録して肥満の原因をさぐるアメリカ発のダイエット法です。
この方法は、無理に運動をしたりするのではなく、生活習慣の中で、太る要素を探し、改善するといった極めてシンプルな方法です。
【ポイント】
1)
こと細かに食事日記をつける(間食や水も、口にしたものはすべて書いていく)
2)
行動日記をつける(行動パターンを見るためにできるだけ書き込む)
3)
体重を同じ時間に測る
4)
日記を分析するときは客観的に行う
【日記をつけることにより見えてくるもの】
肥満の要因は大きく分けて2つあります。
ひとつが遺伝によるもので、3〜4割がで、もうひとつが環境によるもので、6〜7割といわれています。
アメリカで生まれたこのダイエット法は、環境をとくに重視したもので、「肥満になる環境を洗い出し、それを改善していけば、肥満は自然と解消できる」という考え方からきています。
正式には「行動修正療法」といい、日本肥満学会でも推奨されている本格的なダイエット法です。
といっても、方法はいたって簡単で、毎日自分の食べたものや行動日記をつけるだけです。
これだけで本当にやせることができるのです。
日記をつけていくと、肥満の原因は必ず見えてきます。
それを自覚して問題を解消する努力をすることで、自然とダイエットにつながっていくのです。
【毎日欠かさず記録し、1か月後に分析】
・食事日記をつける
朝起きてから夜寝るまでを順に、食べたものをすべて書き出します。
食事時間やメニュー、食事の量、そのときの状況や気持ちまで克明に記録します。
一度にまとめて書こうとすると忘れてしまうので、ノートを持ち歩き、食事後すぐにメモをとることをおすすめします。
・行動日記をつける
食事日記と同じように、タイムススケジュールに沿って、何時に、どこで、何をしたかをメモします。
例えば、
「8時出勤。エスカレーターで駅のホームまで上がる」
「夜9時〜10時 缶ビール(2本)を飲みながらテレビを見る」
などです。
さらに、運動量を見るために、万歩計を付けて計測するのもおすすめです。
・体重を記録する
体重は同じ時間や条件で測るようにします。
体重を毎日測るだけでも、意識がダイエットに向かうので、自己管理がしやすくなります。
・日記をもとに太る原因をチェックする
1か月分の記録がたまったら、そこで分析を開始します。
食事日記と行動日記、そして体重と合わせて、じっくり客観的に分析してみます。食事が偏っていないか、食べ方のくせ(早食いなど)はないか、間食が多くないか、運動が少なすぎないかなど、問題点を探していくのです。
「夜遅く間食をしているので、夜9時以降は何も口にしないようにしよう」とか「早食いなので、なるべくゆっくり噛んで食べよう」など、できる範囲で改善していけばよいのです。
特別なダイエットをしなくても、問題点を改め、こうした行動を積み重ねていくだけで、着実に体重は減っていきます。
<注意>
記録だけを残し、何もしないのはダイエットには結びつきません。
記録を取る中で、ダイエット、痩せる事を意識する事が重要で痩せる近道でもあります。
このときに、どうして、ダイエットして、痩せたい のかを具体的に、イメージする事もお勧めです。
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