「美容と栄養」
そば
蕎麦(そば)は、穀物のソバの実を加工して原料とした、日本の麺類の一種。歴史も古く、うどんと並んで日本食における麺食の双璧をなす。
そばには他の食物にくらべビタミンB群を豊富に含まれています。
例えば小麦粉に対し、そば粉の蛋白質は約2倍、ビタミンB1は3倍、B2は2倍もあり、白米に比べても、せんい質は3倍、カルシウムは9倍、鉄分はなんと10倍も 含まれています。
更には肝臓を強くする成分(メチオニン)肌をきれいにする成分(シスチン)そして成人病予防にかかせないビタミンE等、いろいろと含んでいます。
特に他にはみられない【ルチン】という成分があります。
これは血管を丈夫にして血圧を下げる役目を持っていることで注目されています。
そばにはトリプトファン、スレオニン、リジンなど必須アミノ酸やビタミンB群、無機質が豊富に含まれています。
特にそばに含まれるルチンというフラボノイド化合物は、ビタミンCの吸収を助け、高血圧や動脈硬化の予防に有効とされています。
ただし、ルチンはそばをゆでるときにそば湯に溶け出してしまうため、そばそのものにはあまり含まれません。
他にルチンを含むものには、エンジュ(葉、つぼみ、未熟な実)、タバコの葉、ジャガイモの花、トマトなどがあります。
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