「美容と栄養」
フッ素
フッ素は、歯、骨、にごく微量含まれています。
歯、骨の表面にフッ化カルシウムとして存在します。
フッ素は自然の中に広く分布している元素の1つです。
地殻にある約90の元素中多いほうから13番目に豊富に含まれています。
フッ素は元素単独では存在せず、フッ化物として蛍石、水晶石、リン鉱石、などに多く存在します。
地中はもとより海水、河川水、植物動物などすべてに微量ながら含まれており、食べたり飲んだりするものの中にも、量は異なるものの、必ずといってもいいほど含まれています。
フッ素は葉の表面に対しては、虫歯菌が出す酸に対する抵抗力を高めることで虫歯予防になります。
ただし、過剰に摂取すると歯に斑点ができ朽ちたようになる斑状歯という症状を引き起こします。
虫歯予防の目的で水道水にフッ素を付加するということがいくつかの国、地域で行われていますが、フッ素の人体に対する有毒性が指摘されて減少傾向にあります。
<フッ素を含む食品>
一般に、魚介類、海草に多く含まれる。
しばえび、めざしなどに含まれているフッ素は10〜40ppmとかなり高い。
また、椿科の植物には含有量が多く、お茶、紅茶の葉 には100 〜500ppm含まれている。
しかし、日常飲用されるよな形、これらの葉をお湯にいれ浸出液とした場合は葉に含まれている1/500のフッ素濃度(0.2〜1.0ppm)を示す。
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