「美容と栄養」
マリーゴールド
マリーゴールドはメキシコ原産のキク科の一年草です。
別名カレンデュラとも呼ばれます。
マリーゴールドのお茶は花びらを利用し、鮮やかな黄金色をしていますが、これにはカロチンやカロチノイドが含まれています。
また、苦味があり少し飲みづらいですが、この苦味成分は胆汁の分泌を促し、肝臓の働きを強化します。
発汗作用や口臭を抑える作用もあります。
また、外用すればにきびや日焼けなど皮膚の炎症を鎮める効果があります。
マリーゴールド色素は、食品を黄色に着色するために使用され、キク科マリーゴールドの花からヘキサンで抽出してできたものであり、主色素はキサントフィルとなっています。
マリーゴールド色素の簡略名は、カロチノイド、カロチノイド色素、カロテノイド、カロテノイド色素、マリーゴールドとなっています。
<マリーゴールドの栽培>
・小苗の時から生育旺盛で、日当たりと排水の良い所ならばどこでも育てられます。
・ポットまきや箱まきにするほか、花壇に直接まくこともできます。
・箱まきにした場合は、本葉2〜3枚になったら、3号ポットに植え替えます。
・本葉6〜・7枚の頃、目的の場所に定植します。
直まきしたものは、間引いて、丈夫な苗を20〜25?間隔で残して育てていきます。
・咲き終わった花がらは、見苦しくなるので、マメに取り除くようにします。
・チッ素分の多い肥料を与えすぎると、葉が茂りすぎて、花つきが悪くなります。
・真夏の高温期には、花数が自然と減ってきます。この時期に、思いきって草丈の半分くらいを切り戻し、追肥をすれば、初秋に新芽が出て、また花を楽しむことができます。
マリーゴールドは春まき1年草なので、秋が終わる頃、種をつけて枯れてしまいます。
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