「美容と栄養」
漢方薬
植物(草根木皮)や動物、鉱物など、自然界に存在する天然物をそのまま使う薬を生薬とよびます。
漢方薬とは、医師が漢方的な診察(腹診、脈診、舌診など)で体力の強弱や体質(証)などを判断し、数種類の生薬を組み合わせて処方する薬のことです。
漢方薬は自然界に存在する植物の根、茎葉、木皮や動物、鉱物などの生薬を組み合わせて、一人一人の体質や症状に合わせて処方さらます。
「漢方薬は病気を治すのではなく、病人を治す」「一つの薬方が複数の病気を治す」といわれます。
これは漢方薬は表面に出てきた症状を治すだけではなく、その症状が出た原因を治すことが目的としているためです。
古代中国では、かぜや下痢、痛みなどの急性症状に対し、薬草を煎じて服用していました。これが漢方治療のはじまりです。
<注意>
漢方薬は、体質に合わせて服用すべきで、病名や年齢が同じでも別の方に合うとは限りませんし、逆に症状が悪化する場合もあります。
漢方薬といえども医薬品です。
服用にあたっては専門医の指示を仰ぐようにしましょう。
〈服用上の注意〉
空腹時にお湯で飲むのが効果的です。
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